なぜ オーガニックコットン?それは10年くらい前テレビ画面からコットン畑が映し出されオーガニックコットンの現状が知らされたときに衝撃がはしりました。アパレル業界に40年以上もいてその存在すらも知らなかったのです。コットンを育てるのに種はどんどんGMO(遺伝子組み換え)になり多量の農薬が使われ収穫時は枯葉剤が撒かれ農場で働く人たちは健康被害と貧困にあえいでいるそしてそれが紡がれ布になり染色される過程でも多くの化学物質がつかわれ水質汚染は農場にも染色工場のまわりにもあるということです。そのうえ縫製工場でも児童労働や過酷な労働環境があります。つかの間のファッションの喜びが何かの、誰かの犠牲の上に成り立っている環境はもうやめなければいけないと思いました。この原点は子供のころにありました。大阪の繊維街の近くで育ちコットンのメリヤスの下着は飛ぶように売れていたし母は絶えずミシンを踏んでいて私もハギレでお人形の服をたくさんつくっていました。そんな時に「アンクルトムの小屋」というアメリカのコットン畑が舞台の黒人の奴隷の少年の成長物語に感動し高校性の時に友人と観た「風と共に去りぬ」のコットン畑が強く印象に残りました。高校を卒業するころ母にデザイナーになりたいと伝えたところ大変喜んでくれて実は祖父は仕立て屋さんで最初は軍服を作ったりしていたらしいのですが一旗揚げるためにハワイに行ったという話をしてくれました。もしかしたら今のアロハの誕生にかかわっていたのかもしれません。専門学校で洋服の基礎とデザインを学びデザイナーになるために上京しセツ・モードセミナーでデザイン画を学びながらとあるメーカーでデザイナーとして働き始めました。しばらくして高田ケンゾーさん、三宅一生さんがパリコレデビューされ次いでコムデギャルソン、ヨウジヤマモトがパリで大ブームを起こし日本のデザイナーが世界を変えるまでになりました。デザイナーとしての私はカネボウで働いたり友人とマンションメーカーを立ち上げて失敗もしました。原宿にお店を持ったこともありました。その後企画会社で大手の外注デザイナーをしていたころ時代はバブルの真っただなか大量生産、大量消費、在庫は焼却という過程を目の当たりにしデザイナーとしての虚しさから服を作ることから遠ざかっていきました。結婚して子育てもあったので家庭でできる仕事として服の直しの仕事をはじめました。以前仕事をしていた企画会社の紹介もありあこがれのコムデギャルソンとヨウジヤマモトからのお直しの仕事が面白くなってきたころオーガニックコットンと出会いました。私がかつて知っていたコットン畑には農薬はありませんでした。20世紀の間にどんどん自然栽培のコットンは減っていきました。コットンを育てるにはとてもたくさんの人手がいるので産業革命以降需要と供給の関係から機械化と科学の進歩に傾いていった結果コットンは化学物質だらけになりもはや天然繊維とは名ばかりになっていました。コットンは農産物です。アメリカ大陸で4500年くらい前から栽培されていたことが分かっていて最初は家畜のエサだったり薬草として使われ繊維として使われるようになったのはもっとずっと後のことだということです。なぜ オーガニックコットンで シャツなの?have on herb (ハーブ = コットンを着る)ストレスの多い今に生きるかたがたの日常を衣服でささえたいまずは1枚のシャツから・・・シャツの起源は古代ローマのチュニックで二枚重ねでスリットがありました。絵画で見るシーザーや元老院の衣装で貴族は丈が長く一般はひざ丈で帯で巻いて着用し中世までは袖のあるものはあまりありませんでした。中世になり釦、衿、袖口ができ、まだ上流階級だけのものでした。ルネサンスにはフリルやスリット、前立てもできました。19世紀に現代シャツの形式が確立し広く民衆に定着しましたがブリーフが出来るまでは下着でした。そして20世紀に多様化しヨーロッパから全世界へ広がり人類の共通的な衣類になりました。日本には江戸時代のおわりから明治時代の初めころに伝えられたようです。このように長く変化をくり返しながら私たちによりそってきたシャツはフォーマルからビジネスシーンそして日常着にまでそれぞれの場面で着用されます。私がお直しをさせていただいて早30数年がたちました。その間直した衣服は80000枚を優に超えます。この経験をフルに生かしてヨウジヤマモト 、コム・デ・ギャルソンともコーディネイトできるようにシルエットがきれいで縫い目にもこだわった仕立てのいいオーガニックコットンのオーダーメイドシャツhave on herb基本のパターンをあなたのからだにそうようにあなたの個性が引き立つようにカスタマイズしてお届けします。でも、どんなに大切に着ていただいても破れたり汚れがとれなくなったりすることがあります。そんな時、あきらめないでください。パターンと生地は保管してあるので破れを修理したり衿や袖口を取り替えたり大胆にリメイクしたり何度もよみがえる“永遠のシャツ”です。 素肌に着るシャツが化学物質だらけでいいのでしょうかアトピーや化学物質過敏症に悩んでいる人が増えています。最近では経皮毒ということも言われ始めました。皮膚から入った化学物質はわたしたちのからだにためこまれて食べものとちがいかんたんには外に排出されないようです。食べものや肌をケアするのには気を使っているけれどことファッションとなるとその素材や背景にまで気をつけている方はまだ少ないようです。しかし毎日衣服は着ます。あなたがいつまでも健康な心と体でていねいな暮らしのお手伝いができたらと思っています。 have on herb (ワンアンドオンリー)金子優子
Keywords: have on herb BASE EC store ネットショップ コマース 作成
Country: Japan (JP)
Currency : JPY
Platform: BASE
Technologies used: Criteo, Facebook Pixel, Google Ads Pixel, Google Adsense, Google Analytics, Google Optimize, Google Tag Manager, New Relic, TikTok Pixel
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